学校選択のポイント
資格は、卒業と同時に取れるのでしょうか。
本校は文部科学省・厚生労働省の認可校です。
免許・資格はすべて卒業と同時に取得できます。
- 幼稚園教員・保育士養成科を卒業すると幼稚園教諭2種免許状・保育士資格が得られます。
- 幼稚園教員養成科を卒業すると幼稚園教諭2種免許状が得られます。
- 介護福祉士専攻科を卒業すると、介護福祉士資格が得られます。
- さらに教育・社会福祉課程の専門士の称号が与えられます。
どのような奨学金制度が利用できるのでしょうか。
毎年、年度始めに説明会が行われ、希望者を募ります。保育科では日本学生支援機構、東京都育英資金の奨学生を希望することができます。
介護科では、日本学生支援機構の奨学金のほかに、都道府県が設置する介護福祉士修学資金貸与制度を利用することができます。この制度では、卒業後、規定の期間内に、指定された施設に就職することで、貸与された金額の返済が免除される場合があります。
実習は、どのように行われるのでしょうか。
保育科
保育科では、春・夏・秋の3期に分けて、それぞれ2週間ずつ行われます。(1部生は1年・2年次。2部生は2年・3年次)幼稚園教員・保育士養成科は、幼稚園で4週間・保育所とその他の児童福祉施設で約6週間行います。その他、附属幼稚園での見学・参加実習もあり、たくさんの経験が積めます。詳しくは、「学園だより特集・実習」をご覧ください。
介護科
介護科では、介護福祉士資格を取得する際の規定実習時間は、360時間とされています。本校にはこの規定に従い、約9週間(6月・第1段階、第2段階、11月・第3段階)が設定されています。
またそれらの実習の主な課題はそれぞれ以下のようなものです。
- (第1段階)
- 老人福祉施設における介護の機能・役割を学ぶ。
- (第2段階)
- 施設における一日の流れをとらえ、利用者の状態と処遇について学ぶ。
- (第3段階)
- 介護福祉士として実践能力を養う。
実習施設として厚生労働省は次のような施設を指定しています。
重傷心身障害児施設、肢体不自由児施設、身体障害者療護施設、重度身体障害者更生施設、救護施設、特別擁護老人ホーム、重度原爆被爆者養護施設。
その中で、本校は主に特別老人ホームに実習をお願いしています。
働きながら学べる2部に入学して、幼稚園などで保育助手をしたいのですが。どのような手続きをしたらよいのでしょうか。
2部生の9割以上が保育助手を希望して、現在、幼稚園などで勤務しながら学んでいます。手続きとしては、合格と入学手続きを終えた方から履歴書を提出。その後、保育助手の説明会を計3回開き、参加した人から紹介を行っています。紹介先は東京と、埼玉県千葉県等の私立幼稚園が中心です。勤務時間は8時頃から、3時半頃まで。学校の授業(5時から)に間にあうように退勤します。
学生寮は希望者全員の入寮が可能でしょうか。
学園より徒歩3分のところに学園所有のひぐらし寮があり、40名の定員です。希望者全員の収容が可能です。原則一人部屋が基本ですが、希望により二人部屋にすることが出来ます。内部はベッド、クローゼット、ミニキッチン、ユニットバスが設置されています。食事は自炊、洗濯は寮内に設置されているコインランドリーで行います。
就職の状況を詳しく教えてください。
年度によって異なりますが、卒業生の9割近くは、免許状や資格を生かした就職を希望しています。
そして、希望者のほとんど全員が、幼稚園・保育園・児童福祉施設などに就職しています。就職率の高いわけは、「目的意識を強く持った学生が多い」「卒業生の評判がよい」「実践的な教育を受けている」などがあげられます。
保育者にはピアノが必須と聞きました。ピアノの経験がないのですが、大丈夫でしょうか。
保育の現場ではピアノ演奏は必須となります。初心者の方は、入学前から練習開始を強く推奨しています。
詳細につきましては、「保育者を目指すにあたって」の「ピアノについて」ご覧下さい。