保育者を目指すにあたって
次の1〜6にあげる事項は、保育者を目指すにあたっての「心構え」や「今から意識してほしい事」をあげています。現在の自分にあてはめて、不足している部分は補う努力を今からしていきましょう。
- 「子どもが好き」ということは基本的な最低条件。
- 思いやりがあり、子どもに奉仕する心があること。
保育者を目指す理由の一つとして、「子どもが好き」ということが挙げられます。
もちろん好きなだけでは困ります。子どもたちのために常に一生懸命になれる人が、保育者に一番むいている人だと思います。 - 健康には自信があり、学校での遅刻・欠席も少ないこと。
今思っている以上に、保育の仕事は体力的にも精神的にも大変な仕事です。
健康管理は常に保育者が気を付けなければいけないことの一つです。 - 音楽、絵画、体育、リズム運動等に「興味」があり「好き」であること。
子どもたちは、先生の行動を見たり真似たりしながら成長・発達していきます。
お手本となれるように、色々な事に興味をもち、挑戦していきましょう。 - 自らの目標をしっかりと持ち、何事にも「意欲的」であること。
保育現場に出た時に後悔しないよう、しっかりとした技術と知識を学生時代に身に付けましょう。 - 返事・挨拶・礼儀・身だしなみ等の「基本的生活習慣」が身に付いていること。
子どもからも保護者からも信頼される保育者になるには、「基本的生活習慣」を身に付けていることが必要不可欠です。
- ピアノについて
- 保育の現場で必要な技術の一つに「ピアノの演奏技術」があります。日常の保育の中で、何かと使用することが多い楽器で、発表会やお遊戯会などの行事でも必要です。入学後の学生さんが、最も苦労する科目も「ピアノ」で、特に初心者の方はその練習に多くの時間を費やすこととなります。その為、ピアノについては入学前からの練習開始を強くお勧めしています。初心者の方は、音楽教室や個人レッスンの教室等に通い、正しい基礎知識・基礎練習から始めることが、上達への近道です。
入学前の目安として、教則本「標準バイエル」の70番程度まで練習が進むと良いでしょう。
※種々の教本がありますが、本校で使用するテキストは、全音楽譜出版社の「標準バイエル」です。